崖の上のポニョの本当は怖い都市伝説7選!【ポニョの正体は死神?お婆さんたちがいる世界とは】

スタジオジブリの大人気作!!【崖の上のポニョ】都市伝説7選を徹底解説!ポニョの正体が死後の世界と言われる理由は?ポニョと人魚姫との徹底比較!

横山靖子【記事監修】

アニメ、映画専用の部屋を持つほどの映像マニア。今流行りの作品はもちろん、マニアックな作品にも精通している。特に、好きな作品は何度も観る傾向にあり、1つの作品を映画館でリピートした最高回数は16回に及ぶ。さらに、映像の理解度を深めるために原作も読んでおり、所持している本の冊数は500冊を超える。現在は自らの知識を活かし、Webライターとしてさまざまな映像作品の解説記事や考察記事を執筆している。
【好きな作品】ジブリ作品、鬼滅の刃、チェーンソーマン、高橋留美子作品など(プロフィール詳細

崖の上のポニョは死後の世界を描いている?
崖の上のポニョは津波を予言する映画だった?
崖の上のポニョは人魚姫の物語をモチーフにしている?
崖の上のポニョは「3」を多用する意味は?
崖の上のポニョは宮崎駿監督の自伝的映画だった?
崖の上のポニョは環境問題を訴える映画だった?
崖の上のポニョは宗教的な意味合いを持つ映画だった?

半人間の時のポニョ

崖の上のポニョは、宮崎駿の人気作品と一つで2008年に日本で公開されました。

映画は、舞台を日本の海辺の町に置き、海の中に住む魚の姿をした少女「ポニョ」と、海辺に住む5歳の少年「宗介」の出会いを描いています。

ポニョは人間の世界に興味を抱き、人間の姿に変身しようとします。

崖の上のポニョでは彼女の冒険と宗介との熱い友情が、物語をハラハラドキドキと進展させます。

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目次

都市伝説①崖の上のポニョは死後の世界を描いている?

おばあさんたちと宗介

崖の上のポニョは、実は現実のお話ではなく、死後の世界での出来事だったという都市伝説があります。

実は、津波により街が水没した時点で、街の人々はすでに亡くなっていて、魂が天国へと移動し、終盤のトンネルを抜けた後の描写は、この世ではなく死後の世界であるというのです。

死後の世界を描いている理由その1

津波に飲み込まれた後も、宗介や母親のリサ、ほかの人たちも水の中で息をすることができています。

水の中でも息ができるということは、すでに死んでいるということではないでしょうか?

死後の世界を描いている理由その2

宗介の母親が働く「ひまわりの家」では、そこの利用者たちは自分たちの脚で立って、走り回っていました。

それまでは車いすだったのに・・・。これも、津波で覆われたことでみんなすでに死んでしまい、死後の世界に行ったからではないかと言われています。

死後の世界を描いている理由その3

崖の上のポニョには不気味なトンネルが出てきます。

そのトンネルの前で、ポニョはトンネルが嫌だと言い、宗介とトンネルを通る間に魚の姿に戻ってしまいます。

このトンネルはあの世とこの世をつなぐものだったのではないかと言われています。

死後の世界を描いている理由その4

船長は船が津波に飲まれてしまった時に、「船の墓場だ。あの世の扉が開いてしまったんだ。」と話しているシーンがありました。

津波で船が集まったのを「船の墓場」と表現するのはわかりますが、「あの世の扉が開いてしまったんだ」というのは、なんとも意味深な表現ですね。

死後の世界を描いている理由その5

作曲家の久石譲さんは、崖の上のポニョの音楽について、「死後の世界、輪廻、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている」と語っています。

この発言も、死後の世界説を支持するものと言えるでしょう。

都市伝説②崖の上のポニョは津波を予言する映画だった?

たくさんの魚が津波を起こしている

崖の上のポニョは、実は津波を予言する映画だったという都市伝説があります。

この説は、以下のような出来事から生まれたものと思われます。

崖の上のポニョが2008年7月19日に公開された際、初日舞台挨拶中に偶然にも地震が起こり津波警報が出ました。そのとき宮崎駿監督は「ポニョが来たのかな?」と発言したのだとか。

しかし、これらの出来事は偶然の一致であり、映画の内容とは関係ないと考えるのが妥当でしょう。

実際、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの津波の描写について、「自然災害を描いたわけではなく、子どもたちの冒険の舞台として描いた」と語っています。

都市伝説③崖の上のポニョは人魚姫の物語をモチーフにしている?

たくさんのポニョ

崖の上のポニョと人魚姫には共通点がいくつかあり、実は人魚姫の物語をモチーフにしているという都市伝説があります。

ポニョ人魚姫
・魚の姿から人間の姿に変わる。
・宗介に恋をする。
・人間になるために魔法を使う。
・人間になるために宗介の気持ちが必要。
・人間になれば魔法を失わせることができる。
・人魚の姿から人間の姿に変わる。
・王子に恋をします。
・人間になるために魔女に頼む。
・人間になるために王子の愛が必要。
・人間になれば魚の姿に戻ることができない。
ポニョと人魚姫の共通点

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しかし、これらの共通点は表面的なものであり、物語の核心やテーマは異なります。

人魚姫


実際、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの人魚姫の物語との関係について、「人魚姫の物語は悲恋の物語であり、ポニョはそうではない。ポニョは人魚姫の物語をモチーフにしたわけではなく、自分のオリジナルの物語を作った」と語っています。

都市伝説④崖の上のポニョは「3」を多用する意味は?

ご飯を食べるポニョ

崖の上のポニョは、実は数字の「3」を多用する意味があるという都市伝説があります。

この説は、以下のような事実から生まれたものと思われます。

  • ポニョは3つの名前を持ちます。ポニョ、ブルーナ、ブリュンヒルデ。
  • ポニョは3つの姿を持ちます。魚の姿、人間の姿、半魚人の姿。
  • ポニョは3つの世界に住みます。海の世界、人間の世界、崖の上の世.
  • ポニョは3つの願いを持ちます。人間になりたい、宗介と一緒にいたい、海の世界と人間の世界のバランスを保ちたい。
  • ポニョは3つの試練に直面します。魔法の力を制御すること、宗介の気持ちを確かめること、海の女神の許しを得ること。
  • ポニョは3つの家族を持ちます。父親のフジモト、母親のグランマンマーレ、宗介の家族。

このように、「3」を多用することで、物語にリズムや対比、重要性を与えているというのがこの都市伝説の主張です。

しかし、これはあくまで偶然の一致であり、宮崎駿監督は「3」に特別な意味を持たせているわけではないと考えられます。

実際、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの「3」の使用について、「特に意識していない。ただ、3は物語の構成上、便利な数字だから使っている」と語っています。

都市伝説⑤崖の上のポニョは宮崎駿監督の自伝的映画だった?

ラーメン

崖の上のポニョは、実は宮崎駿監督の自伝的映画だったという都市伝説があります。

宮崎駿監督の自伝的映画と言われる理由1

宮崎駿監督は、自分の子ども時代の思い出を基にして、崖の上のポニョの舞台となる街を描いています。

幼少期に父親の仕事の関係で、瀬戸内海の島々を巡っていました。

そのときに見た風景や人々の暮らしが、崖の上のポニョに反映されています。

宮崎駿監督の自伝的映画と言われる理由2

宮崎駿監督は、自分の父親のことをフジモトに投影しています。

宮崎駿監督の父親は、戦時中に戦闘機の部品を作る工場を経営していました。

そのため、宮崎駿監督は、父親が戦争に加担していたことに複雑な感情を抱いています。

フジモトも、海の世界を守るために人間と敵対する立場にあります。

宮崎駿監督は、フジモトを通して、父親との関係を描いているのではないかと言われています。

宮崎駿監督の自伝的映画と言われる理由3

宮崎駿監督は、自分の妻のことをグランマンマーレに投影しています。

宮崎駿監督の妻は、宮崎駿監督の作品に対して厳しい批評をすることで知られています。

グランマンマーレも、フジモトに対して厳しく接しています。

宮崎駿監督は、グランマンマーレを通して、妻との関係を描いているのではないかと言われています。

しかし、これらの事実は、宮崎駿監督が自分の経験や感情を映画に反映させたということを示すものであり、崖の上のポニョが自伝的映画だということを示すものではありません。

実際、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの自伝的映画との関係について、「自分の人生をそのまま映画にすることはできない。自分の人生は自分のものであり、映画は映画のものである。

自分の人生は映画のヒントになることはあっても、映画の内容になることはない」と語っています。

都市伝説⑥崖の上のポニョは環境問題を訴える映画だった?

魚に乗ってるポニョ

崖の上のポニョは、実は環境問題を訴える映画だったという都市伝説があります。

この説は、以下のような事実から生まれたものと思われます。

  • ポニョは、人間のゴミによって傷つけられた魚の姿で登場します。人間のゴミは、海の生態系に大きな影響を与えています。
  • ポニョは、人間の魔法の力を使って海の世界を混乱させます。人間の魔法の力は、人間の科学技術や文明の象徴と見なされます。人間の科学技術や文明は、自然のバランスを崩しています。
  • ポニョは、海の女神の許しを得ることで、海の世界と人間の世界のバランスを回復させます。海の女神は、自然の摂理や調和の象徴と見なされます。自然の摂理や調和は、人間と自然の共存を可能にします。

このように、人間のゴミや魔法の力、海の女神などの要素を通して、環境問題に対するメッセージを伝えているというのがこの都市伝説の主張です。

しかし、これはあくまで解釈の一つであり、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの環境問題との関係について、「環境問題をテーマにしたわけではない。

ただ、自分が子どものころに見た美しい海の風景を描きたかっただけだ」と語っています。

都市伝説⑦崖の上のポニョは宗教的な意味合いを持つ映画だった?

ポニョと宗介で水の中に顔を入れている

崖の上のポニョは、実は宗教的な意味合いを持つ映画だったという都市伝説があります。

ポニョは、海の女神の娘であり、神の力を持ちます。ポニョは、キリスト教のイエス・キリストのように、神の子であり、奇跡を起こします。
ポニョは、人間になるために、自分の血を宗介に与えます。ポニョは、キリスト教のイエス・キリストのように、自分の血で人々を救います。
ポニョは、海の女神の許しを得るために、トンネルを通って海の底に行きます。ポニョは、キリスト教のヨナのように、海の中に沈んで神と対話します。
ポニョは、海の女神の許しを得た後、人間の姿で復活します。ポニョは、キリスト教のイエス・キリストのように、死から復活します。
ポニョとイエス・キリストの比較

このように、ポニョの物語は、キリスト教の教えや象徴を多く含んでいるというのがこの都市伝説の主張です。

しかし、これはあくまで偶然の一致であり、宮崎駿監督は、崖の上のポニョの宗教的な意味合いについて、「宗教的なメッセージを込めたわけではない。ただ、子どもたちにとっての神秘や奇跡を描きたかっただけ」と語っています。

最後に

空に飛んだポニョと宗介

以上が、崖の上のポニョの都市伝説を徹底解説した記事です。

いかがでしたか?

崖の上のポニョは、宮崎駿監督のオリジナルの物語であり、様々な解釈ができる作品です。

宮崎駿監督の作品は深い意味合いが込められたものが多いため都市伝説が多く囁かれています。

ぜひこの都市伝説の噂の検証を含めて崖の上のポニョをお楽しみください。

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