ワインを楽しむためのワイン用語〜これを覚えたらもっとワインが楽しくなる!〜

ワインに関する知識を深めたいと思っている初心者の方にとって、ワインの世界はとても広くて複雑に見えるかもしれません。

ワインの種類や産地、味わいや香り、飲み方や保存方法など、知っておきたいことはたくさんあります。

しかし、ワインの楽しみ方をもっと身近に感じるためには、まずはワインに関する基本的な用語を覚えることが大切です。

そこで、この記事では、初心者のためにワインに関するよく使われる用語を紹介します。

目次

赤ワイン

赤色のワインで、赤色のぶどうの果皮や種子を発酵させて作ります。

タンニンという渋みの成分が含まれており、味わいは重めから軽めまでさまざまです。肉料理やチーズなどと相性が良いです。

白ワイン

黄色や緑色のワインで、白色のぶどうや赤色のぶどうの果汁だけを発酵させて作ります。

タンニンはほとんど含まれておらず、酸味や甘みのバランスが特徴です。魚料理やサラダなどと相性が良いです。

ロゼワイン

ピンク色のワインで、赤色のぶどうの果皮を短時間だけ発酵させて作ります。

タンニンは少なく、酸味や果実味が豊かです。和食や中華料理などと相性が良いです。

スパークリングワイン

炭酸ガスが含まれているワインで、発酵の過程で自然に発生するものや、人工的に加えるものがあります。

泡が細かくてキレのあるものや、泡が大きくてコクのあるものがあります。前菜やデザートなどと相性が良いです。

フォーティファイドワイン

ブランデーやウイスキーなどの蒸留酒を加えてアルコール度数を高めたワインで、ポートワインやシェリーなどがあります。

甘みや香りが強く、食後酒として楽しまれます。

ワインの三大産地

ワインの歴史や品質が高いことで知られるフランス、イタリア、スペインのことを指します。

これらの国では、ワインの生産に関する法律や規制が厳しく、産地や品種、製法などが細かく分類されています。

ニューワールド(新世界)

ワインの三大産地以外の国で、主に南半球や北米にあるワインの産地のことを指します。

オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、アメリカなどがあります。

これらの国では、ワインの生産に関する法律や規制が緩く、自由な製法やブレンドが行われています。

AOC

フランスのワインの品質を保証する制度で、Appellation d’Origine Contrôlée(原産地呼称統制)の略です。

ワインの産地や品種、製法などが厳しく定められており、それに合致したワインにのみAOCのラベルが付けられます。

DOC

イタリアのワインの品質を保証する制度で、Denominazione di Origine Controllata(原産地統制呼称)の略です。

ワインの産地や品種、製法などが厳しく定められており、それに合致したワインにのみDOCのラベルが付けられます。

DO

スペインのワインの品質を保証する制度で、Denominación de Origen(原産地呼称)の略です。

ワインの産地や品種、製法などが厳しく定められており、それに合致したワインにのみDOのラベルが付けられます。

ボディ

ワインの重さや濃さのことで、アルコール度数や糖分、タンニンなどの成分によって決まります。

ボディが軽いワインはさっぱりとしていて飲みやすく、ボディが重いワインは濃厚でコクがあります。

アロマ

ワインの香りのことで、ワインの品種や産地、製法などによって変わります。

アロマは大きく分けて二種類あります。

一つはぶどう本来の香りで、フルーティーなものやフローラルなものなどがあります。

もう一つは発酵や熟成によって生まれる香りで、スパイシーなものやバニラのようなものなどがあります。

フィニッシュ

ワインを飲んだ後に口の中に残る余韻のことで、ワインの品質や個性を表します。

フィニッシュが長いワインは高級で複雑な味わいがあり、フィニッシュが短いワインは安価で単純な味わいがあります。

テロワール

ワインの個性や特徴を決める要素の総称で、ぶどうの品種や産地、気候、土壌、製法などが含まれます。

テロワールはフランス語で「土地」を意味し、同じ品種のぶどうでも産地によって味わいや香りが異なります。

バランス

ワインの味わいの調和のことで、酸味や甘み、タンニンやアルコールなどの成分が適切な比率で配合されていることを指します。

バランスが良いワインはどれも際立っていないが、全体としてまとまっている感じがあります。

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