ゴルフは、ただボールを打つだけではなく、コースの特徴や自分の技術を考慮して、最適なプレーを選択することが重要です。
これをコース戦略と呼びます。
コース戦略を上手に立てることで、スコアアップにつながります。
しかし、初心者の方は、コース戦略の立て方や攻め方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゴルフのコース戦略と攻め方について、基本的なポイントや具体的な例を紹介します。
初心者でもスコアアップできるようになるために、ぜひ参考にしてください。
コース戦略の基本的なポイント
コース戦略を立てるときには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・自分の技量を把握する
・コースのレイアウトやハザードを確認する
・目標スコアに合わせて攻める
自分の技量を把握する
コース戦略を立てる前に、まずは自分の技量を把握することが大切です。
自分の技量とは、飛距離や曲がり幅、得意なクラブやショットなど、自分のゴルフに関する特徴や能力のことです。
自分の技量を把握することで、自分に合ったクラブ選びや狙い方ができます。
自分の技量を把握する方法としては、練習場やラウンドでの経験から、自分の平均的な飛距離や曲がり幅、ミスの傾向などを記録しておくことがおすすめです。
また、得意なクラブやショットを作ることも重要です。
困ったときに頼りになるクラブやショットがあれば、安心感や自信が持てます。
コースのレイアウトやハザードを確認する
次に、コースのレイアウトやハザードを確認することが大切です。
コースのレイアウトやハザードとは、各ホールの距離や形、バンカーや池などの障害物のことです。
コースのレイアウトやハザードを確認することで、コースに潜むリスクやチャンスを把握できます。コースのレイアウトやハザードを確認する方法としては、事前にインターネットやコースガイドで調べておくことや、当日にティーグラウンドやグリーンで観察することがおすすめです。
コースのレイアウトやハザードを確認するときには、以下のようなことに注意しましょう。
- ティーショットで狙う方向や距離
- セカンドショットやアプローチショットで狙うグリーンの位置や形
- パッティングで狙うピンの位置やグリーンの傾斜
- ハザードの位置や大きさ、深さ
- 風の向きや強さ
目標スコアに合わせて攻める
最後に、目標スコアに合わせて攻めることが大切です。
目標スコアとは、自分がラウンドで達成したいスコアのことです。
目標スコアに合わせて攻めることで、無理なショットやリスクの高いショットを避けることができます。
目標スコアに合わせて攻める方法としては、各ホールでの目標打数を決めておくことや、ホールの難易度や自分の調子に応じて攻めるホールと守るホールを分けることがおすすめです。
目標スコアに合わせて攻めるときには、以下のようなことに注意しましょう。
- 目標スコアは自分の技量に合わせて現実的に設定する
- 目標スコアを達成するためには、どのホールでどのくらいのスコアが必要かを計算する
- 攻めるホールでは、グリーンを狙ってバーディやパーを狙う
- 守るホールでは、ハザードを避けてボギーやダブルボギーで切り抜ける
コース戦略の具体的な例
ここからは、コース戦略の具体的な例を見ていきましょう。
以下のようなコースレイアウトを想定して、初心者が目指すべきスコアは100切りとします。
コース戦略の例として、ティーショットでの攻め方を紹介します。
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ティーショット
また、ハザードの位置や風の影響を考慮して、狙う方向や距離を決めましょう。
以下のような例があります。
- 1番ホールは、右にドッグレッグしており、右側には池がある。このホールでは、ドライバーで右に曲げてしまうと池に入ってしまう可能性が高いので、フェアウェイウッドやアイアンで左側のフェアウェイを狙って打とう。距離は200ヤード程度で十分かな。
- 2番ホールは、左にドッグレッグしており、左側には林があるからこのホールでは、ドライバーで左に曲げてしまうと林に入ってしまう可能性が高いので、フェアウェイウッドやアイアンで右側のフェアウェイを狙って安全にいこう。
- 3番ホールは、直線的なホールで、右側にはバンカーがあるからこのホールでは、ドライバーでフェアウェイの真ん中を狙って打とう。距離は250ヤード程度かな。右に曲げてしまうとバンカーに入ってしまう可能性が高いので、左に寄せることも考えよう。
- 4番ホールは、右にドッグレッグしており、右側には池がある。このホールでは、フェアウェイウッドやアイアンで右側のフェアウェイを狙って打とう。距離は200ヤード程度で十分かな。ドライバーで飛ばしすぎると池に入ってしまう可能性が高いので、注意しよう。
- 5番ホールは、左にドッグレッグしており、左側には林があるからこのホールでは、ドライバーで左に曲げてしまうと林に入ってしまう可能性が高いので、フェアウェイウッドやアイアンで右側のフェアウェイを狙って打とう。距離は200ヤード程度で十分かな。
以上が、ティーショットのコース戦略の例です。
フェアウェイをキープすることができれば、セカンドショットやアプローチショットでグリーンに近づくことができます。
コース戦略通りにプレーをすることはなかなか難しいとは思いますが、コース戦略を立てるか立てないかで今後のプレーが大きく変わってきます。
やみくもにコースをまわるのではなく、戦略を立てる癖をつけてゴルフのプレーをしていきましょう。
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