世界のワインの生産量ランキング、ワインの消費量ランキング

ワインは世界中で造られているお酒ですが、どの国がワインの生産量や消費量でトップを走っているのでしょうか? また、ワインの産地によってどのような特徴や魅力があるのでしょうか?

この記事では、ワインの生産量と消費量のランキングを紹介し、それぞれの国のワインの産地の特徴やおすすめのワインをご紹介します。

まずは、ワインの生産量のランキングを見てみましょう。ここでは、2019年のデータをもとに、上位5カ国を紹介します。

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目次

ワインの生産量ランキング1位 イタリア

イタリアは、ワインの生産量で世界一の国です。2019年の生産量は約4950万ヘクトリットルで、世界のワインの約19%を占めています。

イタリアは、23の州すべてでワイン造りが行われており、多様な品種やスタイルのワインが造られています。

イタリアワインの特徴は、味と香りの印象的な表現で、イタリアのライフスタイルのエッセンスを表現していることです。

イタリアワインの中でも有名なのは、トスカーナ州のキャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ピエモンテ州のバローロやバルバレスコ、ヴェネト州のアマローネやソアーヴェ、ロンバルディア州のフランチャコルタなどです。

ワインの生産量ランキング2位 フランス

フランスは、ワインの生産量で世界二位の国です。2019年の生産量は約4740万ヘクトリットルで、世界のワインの約18%を占めています。

フランスは、ワインの歴史的産地であり、その昔、貴族や教会など大きな資本が生産に乗り出したことで、ワインの高品質化、高級化に成功した国でもあります。

フランスワインの特徴は、伝統に彩られていることです。

各地に点在する古いセラーやブドウ畑、そして収穫から発酵、熟成までの各工程に反映されており、それぞれのワインは細心の注意を払って造られています。

フランスワインの中でも有名なのは、ボルドー地方のシャトーマルゴーやシャトーディケム、ブルゴーニュ地方のロマネ・コンティやモンラッシェ、シャンパーニュ地方のドン・ペリニヨンやクリュッグなどです。

ワインの生産量ランキング3位 スペイン

スペインは、ワインの生産量で世界三位の国です。

2019年の生産量は約3700万ヘクトリットルで、世界のワインの約14%を占めています。

スペインは、イタリアやフランスと同様に、歴史的な街並みや、美味しいグルメが揃うワイン大国です。スペインワインの特徴は、バラエティに富んでいることです。

テンプラニーリョやパロミノなどこの国ならではの品種を含む多様な品種からワインが生み出されており、シェリー (酒精強化ワイン)や カヴァ (スパークリングワイン) なども有名です。

スペインワインの中でも有名なのは、リオハ地方のリオハやリベラ・デル・ドゥエロ、カタルーニャ地方のプリオラートやトロ、ガリシア地方のアルバリーニョやリベイロなどです。

ワインの生産量ランキング4位 アメリカ

アメリカは、ワインの生産量で世界四位の国です。2019年の生産量は約2900万ヘクトリットルで、世界のワインの約11%を占めています。

アメリカは、ヨーロッパ諸国と比較するとワインの歴史が浅く、まだまだ新興国の部類に入ります。

しかし、カリフォルニアを筆頭に、ブドウの栽培に適した環境を有しており、1976年のテイスティング会にてフランスの名だたるワインを差し置いてカリフォルニアのワインが1位に輝くと、その品質の高さが全世界に知れ渡りました。

アメリカワインの特徴は、革新的であることです。新しい技術や手法を積極的に取り入れ、様々な品種やスタイルのワインを造っています。

アメリカワインの中でも有名なのは、カリフォルニア州のナパ・ヴァレーやソノマ・ヴァレー、オレゴン州のウィラメット・ヴァレー、ワシントン州のコロンビア・ヴァレーなどです。

ワインの生産量ランキング5位 アルゼンチン

アルゼンチンは、ワインの生産量で世界五位の国です。

2019年の生産量は約1300万ヘクトリットルで、世界のワインの約5%を占めています。アルゼンチンは、南米最大のワイン生産国であり、アンデス山脈の麓に広がる高原地帯でブドウが栽培されています。

アルゼンチンワインの特徴は、高度の高いブドウ畑で造られることです。

高度が高いと、日中と夜間の温度差が大きくなり、ブドウの糖度が上がり、酸度が保たれます。これにより、果実味豊かでバランスの良いワインが生まれます。

アルゼンチンワインの中でも有名なのは、マルベックやトロンテスといったアルゼンチンを代表する品種から造られるワインです。

ワインの産地のランキングについて、記事の前半を書きました。後半は、ワインの消費量のランキングについて書いてみましょう。

次に、ワインの消費量のランキングを見てみましょう。ここでは、2019年のデータをもとに、上位5カ国を紹介します。

ワインの消費量ランキング1位 アメリカ

アメリカは、ワインの消費量で世界一の国です。

2019年の消費量は約3300万ヘクトリットルで、世界のワインの約13%を占めています。

アメリカは、ワインの生産国としても有名ですが、それ以上にワインの輸入国としても知られています。

特に、チリやアルゼンチンなどの南米のワインが人気が高く、安価で高品質なワインを日常的に楽しんでいます。

アメリカのワインの消費者は、若年層や女性が多く、ワインの種類やスタイルにも幅広い好みがあります。

ワインの消費量ランキング2位 フランス

フランスは、ワインの消費量で世界二位の国です。

2019年の消費量は約2700万ヘクトリットルで、世界のワインの約10%を占めています。

フランスは、ワインの歴史や文化が深く根付いており、ワインは食事の一部として欠かせない存在です。

フランスのワインの消費者は、自国のワインに対して高い愛着と誇りを持っており、地域や季節に合わせてワインを選んでいます。

しかし、近年では、ワインの消費量は減少傾向にあり、健康や経済の理由からワインを控える人も増えています。

ワインの消費量ランキング3位 イタリア

イタリアは、ワインの消費量で世界三位の国です。

2019年の消費量は約2200万ヘクトリットルで、世界のワインの約8%を占めています。

イタリアは、ワインの生産国としても有名ですが、そのほとんどは自国で消費されています。

イタリアのワインの消費者は、ワインを食事と一緒に楽しむことを重視しており、自国のワインに対して強い愛情と信頼を持っています。

イタリアのワインは、多様な品種やスタイルがあり、それぞれの地域や料理に合わせてワインを選ぶことができます。

ワインの消費量ランキング4位 ドイツ

ドイツは、ワインの消費量で世界四位の国です。

2019年の消費量は約2000万ヘクトリットルで、世界のワインの約8%を占めています。

ドイツは、ビールの消費量が世界一というイメージが強いですが、ワインの消費量も高い国です。

ドイツのワインの消費者は、自国のワインだけでなく、他国のワインも多く飲んでいます。

特に、フランスやイタリアのワインが人気があり、高級なワインを好む傾向があります。ドイツのワインは、白ワインが主流で、辛口から甘口まで幅広いスタイルがあります。

ワインの消費量ランキング5位 中国

中国は、ワインの消費量で世界五位の国です。

2019年の消費量は約1800万ヘクトリットルで、世界のワインの約7%を占めています。中国は、近年、ワインの消費量が急増している国で、経済発展や生活水準の向上に伴って、ワインの需要が高まっています。

中国のワインの消費者は、ワインを贈答品やステータスシンボルとして捉えており、高価で有名なワインを好む傾向があります。

中国のワインは、赤ワインが圧倒的に多く、フランスやオーストラリアなどのワインが人気があります。

まとめ

ワインの産地のランキングと消費量のランキングを紹介しました。

ワインの産地は、ヨーロッパの国が上位を占めており、それぞれの国のワインには歴史や文化が反映されています。

ワインの消費量は、アメリカが世界一で、中国などの新興国が急成長しています。

ワインは、世界中で愛されているお酒であり、その魅力は尽きることがありません。

ワインの種類やスタイルに合わせて、料理やシーンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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