パワハラから退職までの体験談:30代女性(有給は独身女より子持ち優先)

30代 女性 製造業の方のパワハラ体験談をご紹介いたします。

「パワハラを受けたらあなたはどうしますか?」

今回は、私がパワハラから退職までに至った体験談を話したいと思います。

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目次

人によって態度の変わるパワハラ上司

人間、誰しも合う合わないはあるとは思います。

私がパワハラを受けた上司は自分のお気に入りの社員には優しくする、差別するタイプの上司でした。

前職、私は製造業の工場勤務でした。勤め始めた頃の上司は温厚で優しい方でした。年月が経ち、上司が新しくなりました。その上司も見た目は優しそうな方でした。

しかし、それは大間違いでした。

私は年に片手で数えられるくらいしか有休を使わないタイプでした。珍しく有休願いを出すと

「独身女よりも子どものいる人のほうが優先順位が上だから。希望通りの有休が取れるとは思わないでくれ。」

と突き放されました。

私は花粉症持ちで、シーズンになると鼻の症状は薬でなんとか抑えられる代わりに、座っているのもしんどいほどの体のだるさが出ます。職場でしんどそうにしてた私も悪かったと思いますが、その上司は

「花粉症くらい毎年のことなのだから対処しろ。」

と飽きれた顔で言ってきました。「薬で抑えてやっと今の状態なんだよ!」と叫びたい気持ちをグッと抑えました。

また別の日、夕方ごろになってきて体調が悪くなり、明日はまともな仕事ができないと判断した私は前もって「体調が悪いので、明日は休ませてください。」とお願いをしました。

上司は「その願いは聞き入れられない。明日も来い。」と体調を労わる言葉すらありませんでした。翌日、無理して出勤しました。前日に体調不良を伝えていたにもかかわらず、1番動き回って体力の使う仕事に割り振られていました。吐き気と戦いながら仕事をしました。

このように、自分が認めない相手には何も配慮のない、差別的な上司だったのです。

疑心暗鬼

私はてきぱきと仕事ができるタイプではありませんでした。

頑張りが全て空回りするタイプです。周りの同僚は「できて当たり前」主義がほとんどでした。

頑張っても頑張っても、できて当たり前ができない。その辛さがわかるでしょうか?

同僚に対しても疑心暗鬼になり、相談する相手もいませんでした。

このころには、家族に言われた些細な言葉でも傷つき悩み、休日は何もする気が起きず1日が終わりました。

パワハラの末の退職

最終的に私は心を病みました。

我慢の限界がきて、心療内科医に通い始めました。そんな矢先に部署の異動を命じられました。

新しく配属された部署は辞める人が多いと噂の部署でした。

同僚の目が厳しく、少しでもできない人がいれば昼休みにベテラン組が「あなたは何でこんな仕事もできないの?」とまくしたてるような部署でした。

配属されたばかりの私はまだ、きつい言葉を浴びせられませんでしたが、いつも監視されてるような居心地の悪さがありました。そして、いつ私も罵声のターゲットになるのか恐怖の毎日でした。

精神を病んでいる状態で、誰にも相談はできない。暗く俯いたままの日常に環境を変えるしかないと考え、悩みに悩んだ結果、私は移動先の上司に退職したい意思を伝えました。

退職がしたいと伝えてから退職できるまで数ヶ月かかりました。

退職後は、知り合いの勧めもあって職業訓練校に通い、今の職場に再就職できました。

再就職しても続くパワハラ

「深刻な悩みをネットで相談する女性」の写真

再就職先では上手く頑張ろう!と思っていましたが、結局のところ、再就職先でもパワハラを受けています。

最近では自分で資料を読み解く能力が落ちた上司が「私の仕事が進まないのは高卒のバカな事務員のせいだ!」と色々な人に言いふらしてます。

弁解しますが、私は高卒ではなく専門学校を出ています。必要ない仕事を増やし、パソコンの機能上、無理な仕事を言いつけられる日々です。

前に、まとめていた資料をめちゃくちゃにされそうになったときに咄嗟に「やめてください。」と言ったら、次の日には「あなたに暴言を吐かれましたが謝罪をされていません。謝罪して始末書を書くまでは出社は禁止です。」とタイムカードにメモ書きが貼られていました。

今もパワハラが続いています。辞めたほうがいいのか、悩んでいます。

まとめ

正直なところ、どこの会社にもパワハラ上司はいるのだと思います。

会社がコンプラ相談所などを作るなどして、しっかりしていれば多少は違うのかもしれません。しかし、田舎の中小企業はコンプラ相談ができる会社は少ないです。

メンタルを病んでは終わりです。メンタルを病んでしまった私だからこそ、言えることはメンタルが病むほどのパワハラ上司や同僚がいる会社は辞めたほうがいいということです。

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