2024年4月11日から14日にかけて、米国ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで、世界最高峰のゴルフトーナメントのひとつであるマスターズが開催されます。
この大会は、毎年同じコースで行われる唯一のメジャー大会であり、優勝者には伝統的にグリーンジャケットが授与されます。
歴代の優勝者には、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンなど、ゴルフ界のレジェンドが名を連ねています。
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有力候補
では、今年のマスターズでは、どの選手がグリーンジャケットを手にするのでしょうか?ここでは、現在の世界ランキングや過去の成績、コースの特徴などを考慮して、勝者予想をしてみたいと思います。
ジョンラーム
出生地 | スペイン バリカ |
生年月日 | 1994年11月10日 (年齢 29歳) |
両親 | Edorta Rahm、 アンヘラ・ロドリゲス |
パートナー | ケリー・カーヒル (2016年から) |
身長 | 188 cm |
体重 | 99.8 kg |
PGAツアー | 11 |
まず、有力候補として挙げられるのは、現在世界ランキング1位のジョン・ラームです。
スペイン出身のラームは、2023年に全米オープンと全英オープンの2つのメジャー大会で優勝し、圧倒的な強さを見せつけました。
ラームは、パワフルなドライバーショットと正確なアプローチショットを武器に、どんなコースでも高いパフォーマンスを発揮できる選手です。
マスターズでは、2018年と2020年に5位タイ、2021年には3位という好成績を残しており、初優勝に向けて最も近い位置にいると言えるでしょう。
「正直、まだ世界ランキングポイントを獲得しようとしているとは知らなった。でもひとつ言えることは、2年前のDPワールドツアー選手権で話したときに戻るということ。あの時は世界ランキングがいいシステムだとは思わなかった。どちらかといえば、時間が経てば経つほど、システムが間違っていることが証明されていく」
ダスティン・ジョンソン
生年月日 | 1984年6月22日 (年齢 39歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 サウス・カロライナ州 コロンビア |
配偶者 | ポーリーナ・グレツキー (2022年から) |
身長 | 193 cm |
両親 | カンディー・ジョンソン、 スコット・ジョンソン |
兄弟姉妹 | オースティン・ジョンソン、 ローリー・ジョンソン |
プロ転向 | 2007年 |
次に、注目されるのは、現在世界ランキング2位のダスティン・ジョンソンです。
米国出身のジョンソンは、2020年にマスターズで優勝し、メジャー2勝目を飾りました。
ジョンソンは、長い距離を飛ばすドライバーショットと、高いグリーンオン率を誇るアイアンショットが持ち味で、オーガスタ・ナショナルのコースにも非常に合っています。
2021年のマスターズでは、優勝した松山英樹に次ぐ2位に入り、連覇をあと一歩のところまで追い込みました。
ジョンソンは、2024年のマスターズでも、再びグリーンジャケットを狙うでしょう。
コリンモリカワ
生年月日 | 1997年2月6日 (年齢 27歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス |
両親 | ブレイン・モリカワ、 デビー・モリカワ |
学歴 | カリフォルニア大学バークレー校 (2015年–2019年)、 La Cañada High School |
身長 | 175 cm |
体重 | 73 kg |
PGAツアー | 6 |
もうひとり、有力候補として挙げられるのは、現在世界ランキング3位のコリン・モリカワです。
米国出身のモリカワは、2020年に全米プロゴルフ選手権で、2021年に全英オープンで優勝し、メジャー2勝を達成しました。
モリカワは、緻密な戦略と正確無比なアイアンショットが魅力の選手で、メジャー大会では常に上位に食い込む安定感があります。
マスターズでは、2020年に44位、2021年に18位という成績を残しており、まだ優勝には程遠いように見えますが、モリカワは若くて成長力が高い選手なので、2024年のマスターズでは大きな飛躍が期待できます。
ダークホース
次に、ダークホースとして挙げられる選手を紹介します。
ジョーダンスピース
生年月日 | 1993年7月27日 (年齢 30歳) |
出生地 | アメリカ合衆国 テキサス州 ダラス |
配偶者 | アニー・ヴェレット (2018年から) |
両親 | ショーン・スピース、 メアリー・クリスティン・スピース |
兄弟姉妹 | スティーブン・スピース、 エリー・スピース |
PGAツアー最優秀選手賞 | 2015 |
PGA新人賞 | 2013 |
現在世界ランキング7位のジョーダン・スピースです。
米国出身のスピースは、2015年にマスターズと全米オープンで優勝し、2017年に全英オープンで優勝し、メジャー3勝を達成しました。
スピースは、優れたパッティングとショートゲームが特徴の選手で、マスターズでは2014年に2位、2016年に2位タイ、2018年に3位という好成績を残しています。
しかし、スピースは、2018年以降、スランプに陥り、世界ランキングも100位台まで落ち込みました。
2021年には、テキサスオープンで久々の優勝を果たし、復調の兆しを見せましたが、マスターズでは15位に終わりました。
スピースは、2024年のマスターズで、かつての輝きを取り戻すことができるのでしょうか?
松山英樹
出生地 | 愛媛県 松山市 |
生年月日 | 1992年2月25日 (年齢 32歳) |
体重 | 90 kg |
両親 | 松山幹男 |
身長 | 180 cm |
PGAツアー | 9 |
プロ転向 | 2013年 |
もうひとり、ダークホースとして挙げられるのは、現在世界ランキング14位の松山英樹です。
日本出身の松山は、2021年にマスターズで優勝し、日本人初のメジャー制覇を成し遂げました。
松山は、強力なドライバーショットと、高いグリーンオン率を誇るアイアンショットが持ち味で、オーガスタ・ナショナルのコースにも非常に合っています。
松山は、2011年にアマチュアとしてマスターズに出場して以来、10回連続で予選を通過し、2015年には5位タイ、2016年には7位タイという成績を残していました。
しかし、2020年のマスターズでは、コロナ禍の影響もあり、13位に終わりました。
2024年2月アメリカPGAツアー、ジェネシス・インビテーショナルでは優勝し、PGAツアー勝利数はアジア人として最多となりました。
常に進化し続けている松山は、2024年のマスターズで、初優勝の快挙を再現することができるのでしょうか?
まとめ
以上、2024年に開催されるマスターズの勝者予想をお届けしました。
この大会は、世界中のゴルフファンが注目するビッグイベントであり、多くのドラマが生まれることでしょう。
有力候補のラーム、ジョンソン、モリカワはもちろん、ダークホースのスピースや松山も、グリーンジャケットを手にするチャンスがあります。
また、他にも、世界ランキング上位の選手や、若手の台頭、ベテランの奮闘など、見どころはたくさんあります。
2024年のマスターズは、どのような結末を迎えるのでしょうか?
ゴルフファンならずとも、この大会を見逃すことはできません。
オーガスタ・ナショナルの芝生が、今年も歴史を刻む瞬間を見せてくれることでしょう。
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