私はチャンピックスという禁煙外来の処方薬を用いて1度目の禁煙を失敗し、2度目はニコレットとニコパッチの両方を使い辛い離脱症状を乗り越えて禁煙に成功しました。
ヘビースモーカーでタバコが大好きだった私が禁煙してから早一年半、本来タバコに使っていたお金は500,000円を超えました。
しかし、今1年半禁煙している私も禁煙は一回で成功したわけではなく、何度も挑戦しては失敗しての繰り返しでした。
今では多くの方が禁煙の成功をしているかと思いますが、その当時の私は「こんな事できるのか!?」といった気持ちでした。
禁煙すると言っては3時間後には吸い始めたりしたこともありますが、本格的に挑戦した禁煙方法、禁煙をしてみて思ったことについてを書いていきます。
何度禁煙の経験談をインターネット検索したか分からないぐらい検索しました。
そして離脱症状が何日で楽になるのか、他の禁煙している人はどういう気持ちなのかをずっと調べていました。
禁煙を始めた理由
私が禁煙を始めた理由について話したいと思います
今はタバコは吸う場所も少なくなってて、喫煙者は白い目で見られて1箱の値段も600円になりました。
1日2箱吸うと1,200円、年間で438,000円です。
凄い金額ですね。
だからといってお金のことを気にして本数を我慢しながらタバコを吸いたくないし、職場でも喫煙者が少なくて職場敷地内は禁煙とのことになり、それならいっそ禁煙しよう、と決意しました。
喫煙者の方のほとんどが喫煙は良くない習慣だと分かっていながら続けているのではないでしょうか。
最後に私が吸っていたのは電子タバコでしたが「電池切れ」、「スティックが折れてる」、「ハズレのスティックで煙が出ない」といったことがあると無性にイライラして、この要因も禁煙をしようと思った理由の1つになってます。
どうやって禁煙を始めたか、禁煙方法について
私は禁煙を禁煙外来で禁煙を始めてみました。
その当時禁煙外来で処方されたのはファイザー社の『チャンピックス』という薬で服用型の禁煙補助薬です。
用法としてタバコを吸いながら1週間ほど弱い薬を飲んで1週間目にタバコをやめて薬を3ヶ月飲み続けるというものでした。
内科の先生から禁煙宣言書なども用意していただき、署名をして「よし、頑張るぞ!」となったのを覚えています。
禁煙を始めてみて
やはり薬というものは凄いです。チャンピックスを飲むとタバコが全然美味しくなくなって日に日にタバコを吸う本数が減っていき、服薬7日目の禁煙開始日にはそこまで辛くなく辞めれるんではないかと思いました。
しかし、いくら薬に助けてもらってるとはいえ10年近く毎日2箱吸っていた習慣というものは簡単には抜けるものではなくニコチンの肉体の離脱症状もあり、喫煙習慣がなくなる精神的なストレスもかなりありました。
また喫煙中は以下の時間帯、状況も毎日辛かったです。
- 朝起きてすぐ
- ご飯の後
- 夜の寝るまでの時間
あとは禁煙中に気を付けるのは多くの方が言うように喫煙に関係するスポットから離れることですね。
- 喫煙所(もちろんですね。)
- 旅行先の温泉(お風呂の出口なんかに灰皿があるのは最悪の誘惑でした。)
- お酒の席(ただでさえギリギリなのに自制心が効かなくなります。)
以上は禁煙中に離れるべき場所、誘惑をとても強く感じた場所です。
また、チャンピックスの副作用がひどく、服薬後は毎回吐き気に襲われていました。
それでも服薬を続けていることで3カ月の禁煙を続けることができました。
禁煙失敗
しかし、3か月の禁煙に成功していましたが禁煙失敗の時が訪れます。それは家族行事での遠出での失敗でした。
久しぶりにたくさんの荷物を持って飛行機を使っての移動で精神的にも肉体的にも疲弊しており、ホテルについてからお酒を飲んだらタガが外れました。
「1本だけ」、「旅行の時だけ」そんな甘い誘惑でタバコを口にしてしまうとその日から1日2本、3本とどんどん増えていき喫煙者に戻るのには時間はかかりませんでした。
その頃にはチャンピックスもなくなっていて、禁煙外来ですから保険の適用も期間内は1回だけです。3か月の禁煙をすることが出来たという慢心が甘さを招きます。
禁煙を失敗すると大体、周りの人たちからは「ほらね」と言うように笑われます。喫煙者とはそういうものだと思われています。そして特に気を付けるべきは
喫煙者は禁煙をする人を快く思っている人はあまりいません!一緒に吸いたがります。
だからこそ強い意志の継続が必要となります。
再度禁煙にチャレンジ
また喫煙が始まって半年から1年が経ち再度禁煙にチャレンジしようと考えるも、この時にはもうチャンピックスがなくなってました。処方もできなくなっており、自主回収だかで販売禁止になってしまいました。もうあの薬がないなら無理だなと喫煙ライフを楽しんでました。
しかし、人間一度思ったことはまたふとした時に思います。禁煙したいと。
そしてもうチャンピックスはありませんから市販のニコレット、ニコパッチを併用しながらベイプもたくさん使っての禁煙を再チャレンジします。服薬程は楽ではありませんでしたが使用用法を守りながら3ヶ月の禁煙の成功体験を思い出しつつ禁煙を進めていくことで今現在までの禁煙日数を達成してます。
人によるとは思いますが私は禁煙には禁煙補助製品を使用した方が良いと思っています。
「気合いで辞める!」と言う方もいますが、それはそれで本当に凄いことです。
\ニコレットは私が知る限り市販の中で最大の禁煙補助薬です/
しかし、多くの方は日常生活に精神面で少なからず影響を与えると思うのでそういった影響を少しでも軽減するためにあった方が良いと思います。
\ニコレットだけでは不安な方に/
禁煙450日を超えて
まだ正直タバコが吸いたいなと思うことは多々あります。タバコ休憩に行く同僚を見ると気分転換できてそうで良いなぁと思います。しかし、冷静に考えるようにして、喫煙者からするとタバコを吸いたいというストレスが発生しており、それを解消しに行っていて幸せを感じてるわけではないんだなと考えると落ち着きます。
禁煙は1日の積み重ねです。1日だけの我慢をしてみる。これからずっとなどとは考えないことです。
今は本当にタバコを吸える所も少なくなりましたし、喫煙者は白い目で見られるようになりましたよね。
元喫煙者だからこそ言えるのは喫煙者でいることで我慢するストレスの方が大きくなってくるのではないかと思ってます。
家族のために、お金のために、健康のために禁煙の一歩を踏み出す人のお力に少しでもなってくれると嬉しいです。
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