ボルドーとブルゴーニュは、フランスのワインの2大産地として有名ですが、その違いを知っていますか？
この記事では、ボトルの形、ワイン造り、格付けなどの観点から、両地方の特徴を簡単に紹介します。
ボトルの形の違い
ボルドーのワインはいかり肩、ブルゴーニュのワインはなで肩の瓶形です。
この違いは、ワインの色や澱（おり）の影響を受けています。
ボルドーのワインは濃い色で澱ができやすいので、澱がボトルの肩にとまるようにいかり肩になっています。
ブルゴーニュのワインは淡い色で澱が少ないので、なで肩になっています。
ワインの造りの違い
ボルドーとブルゴーニュでは、ワイン造りにも違いがあります。
ボルドーは複数のブドウ品種をブレンドしてワインを造るのに対し、ブルゴーニュは単一のブドウ品種からワインを造るのが一般的です。
ボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなどの品種を組み合わせて、複雑で奥深い味わいを作り出します。
ブルゴーニュはピノ・ノワールやシャルドネなどの品種を使って、ブドウの個性や畑の特徴を表現します。
ワインの格付けの違い
ボルドーとブルゴーニュでは、ワインの格付けにも違いがあります。
ボルドーはワイナリーごとに格付けされており、シャトーと呼ばれるワイン造りの邸宅がランク分けの目印になっています。
ブルゴーニュは畑ごとに格付けされており、村や区画の名前がワインの品質を示しています。
ボルドーはワイン造りの技術や歴史が重視されるのに対し、ブルゴーニュは土地の個性や気候が重視されると言えます。
まとめ
ボルドーとブルゴーニュは、同じフランスのワインでも全く異なる特徴を持っています。
ボルドーは力強く重厚な赤ワインが多く、赤身肉や熟成チーズなどと相性が良いです。
ブルゴーニュは繊細でエレガントな赤ワインや白ワインが多く、魚介類や野菜料理などと合わせやすいです。
自分の好みに合ったワインを探してみてはいかがでしょうか？
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