皆さんにとって、日常で幸せを感じる瞬間はどんな時でしょうか?私は迷わず「ワインを飲んでいるとき」と答えます。
なぜなら、ワインは知識がなくても、お酒が少しくらい弱くても、様々なシーンで楽しめる飲み物だからです。
ワインは決して敷居の高い高級なものばかりではなく、日常生活にちょっとした華を添えてくれる親しみやすい飲み物でもあります。
ここでは、そんなワインの楽しみ方の一例をご紹介します。
ワイン愛飲歴5年。40代でワインに興味を持ち始め、コロナ禍にワインエキスパートを取得。休日には自宅でワインと手料理を楽しみ、その経験からワインの魅力に目覚める。ワインを通じて広がる人との縁を大切に、自分自身の新たな一面を模索中。
\メンタリストDaiGoのおすすめするコスパ最強ワインはこちら/
夏の自宅ランチで友人と楽しむワインタイム
夏の日の休日、気の置けない友人と久々にランチをする予定があるとします。
しかし、この暑さで外出を躊躇したり、店までの移動だけでぐったりしてしまうことはありませんか?そんな時、私は思い切って自宅に友人を招きます。
エアコンの効いた涼しい部屋で、ワイン片手に楽しくおしゃべりするのも良いものです。自宅に来てくれた友人には感謝の気持ちを伝え、冷えた白ワインと手料理でおもてなししてみてはいかがでしょうか。
ワインは手軽な価格帯のもので構いません。現在では自宅近くのスーパーやコンビニで、低価格で美味しいワインがバリエーション豊かに揃っています。
料理を決めたら、早速近所のスーパーへ食材の買い出しに向かい、ついでにワインを購入します。
夏にぴったりなコスパ最強ワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
ここで夏にぴったりなコスパ最強の白ワインをご紹介します。
皆さんは「ヴィーニョ・ヴェルデ」というワインをご存じですか?「ヴィーニョ・ヴェルデ」とはポルトガル語で『ヴィーニョ=ワイン』『ヴェルデ=緑』を意味します。
その名の通り、フレッシュで若々しいタイプの白ワインが主に造られており、そのワインの色合いは微かに緑がかっています。
ボトル1本が1,000円台で市販され、ネットスーパーやリカーショップなどで比較的安価に購入できます。
ヴィーニョ・ヴェルデは微発泡ワインよりもさらに弱い発泡を感じることがあります。
これは、ブドウ果汁をアルコール発酵させているときに発生する炭酸ガスが抜けきらないうちに瓶詰めされるためです。
主要品種はロウレイロ、アルバリーニョ、アヴェッソ、アリントなどの数種類のブドウがブレンドされることが多く、よく冷やして6〜8度にするのが美味しく飲むポイントです。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」と楽しむ料理のマリアージュ
そんな「ヴィーニョ・ヴェルデ」に合わせる料理は何でしょうか。
ワインを飲むときは食べ物の組み合わせも重要です。この組み合わせのことをマリアージュと言います。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」は、海に隣接するポルトガル北西部のミーニョ地方で生まれるワインのため、魚介料理と合わせるように造られています。ですから、和食やイタリアンなど魚介をふんだんに使った料理と相性抜群です。
では友人を自宅に招いた時に、どのような手料理でおもてなしをしようか一例をご紹介します。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」おすすめマリアージュ①桃
前菜はさっぱりと、今が旬の桃をよく冷やし、食べやすい一口サイズにカットして、きれいな器に盛りつけてお出しします。
桃の甘さとみずみずしさが、すっきりとしたワインによく合います。桃だけでは物足りなければ、マスカルポーネを添えて、少量のバルサミコ酢とバジルの葉を散らすとお洒落な一皿に変身します。
マスカルポーネが手に入らない場合は、コンビニ等で手に入るギリシャヨーグルトとハチミツの組み合わせに変えても良いでしょう。
「ヴィーニョ・ヴェルデ」おすすめマリアージュ②アクアパッツァ
メインには、鯵などの魚を丸々一尾使って、あさりやミニトマト、輪切りにした玉ねぎなどの野菜と合わせて蒸し煮したアクアパッツァのような料理はいかがでしょうか。
ワインの味わいがすっきりしているので、料理や素材の味を邪魔しません。調理した鍋ごとテーブルに出して、小皿に取り分けると見栄えも華やかです。
さぁ、それでは「ヴィーニョ・ヴェルデ」で乾杯です。目を閉じればそこは海岸沿いのレストラン。
海風を感じながら冷えたワインを片手に、料理を頬張る幸せな姿が想像できます。
ワインは温度が上がるほど酸がぼやけてしまいます。このワインのフレッシュ感を楽しむためにも、グラスにワインを注いだ後は、冷蔵庫の中でボトルを冷やしておきましょう。
まとめ
ワインは特別なものでなく、日常生活の中に取り入れることで毎日の生活に彩りを与えてくれます。
一人でも二人でも、複数人が集まっても、ワインの楽しみ方は無数に存在します。
その時の思い出とともにワインが記憶に残ると、お気に入りのワインが見けやすいでしょう。日常のひとときを一層豊かにする楽しみをぜひ体験してみてください。
コメント