【推しの子】は『週刊ヤングジャンプに』掲載中で単行本発行部数500万部突破!「日本アニメトレンド大賞2023」において、大賞を受賞した超人気作品となります。
この作品は、アイドルのアイに恋する産婦人科医のゴローが、アイのストーカーに殺されてしまい、アイの娘・アクアとして生まれ変わるというストーリーです。
ただし、ただの転生ものではなく、アクアはアイの仇を討つために芸能界に潜入し、復讐を誓うというサスペンス要素もあります。
アイドルや芸能界の裏側をリアルに描いた作品は、原作の段階で話題になっていましたが、アニメ化されると、1時間20分以上に及ぶ第1話と、ラストにかけての衝撃的な展開が視聴者の心をつかみました。
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オープニング曲のYOASOBI「アイドル」は米国の音楽チャートでも1位になるなど、国内外で大ヒットしました。
2023年11月にはアニメの第2期が放送されることが発表され、ファンは歓喜しました。
実写化の決定:他のキャストは誰?
そんな『【推しの子】』の実写化がついに決定しました。
アイ役には齋藤飛鳥、アクア役には櫻井海音、ルビー役には齊藤なぎさという豪華なキャストが決まりました。
アイドル役には実際にアイドルとして活動していた人たちが起用されているのが興味深いですね。
齋藤飛鳥演じるアイは、アイドルグループ「B小町」のセンターという役どころです。
アイは明るくポジティブな性格ですが、アイドルという仕事には冷めた目も持っています。
アイドルへのプロ意識は誰よりも高いです。
アニメのキービジュアルにもなっているように、物語のカギを握る人物ですが、第1話以降はほとんど出番がありません。
齋藤飛鳥の他の作品について
齋藤飛鳥は、映画『あの頃、君を追いかけた』や『映像研には手を出すな!』など多くの作品に出演してきました。
3月8日には『映画 マイホームヒーロー』の公開もあります。
これまでの作品では、自然体で演じる役が多く、齋藤飛鳥の素直で繊細な表情は高く評価されてきました。
人気アイドルグループのセンターという立場の齋藤飛鳥と、本作のアイは共通点が多いように見えますが、実は正反対の役柄です。
でも、齋藤飛鳥は乃木坂46時代に自分の考えるアイドル像を追求していたことをいろいろな番組で話していました。
しかし、本当は齋藤飛鳥はアイドルを客観的に見ているところがあり、メディアのインタビューでも自分の立ち位置を冷静に語ることが多く、飾らない姿は新しいアイドルの形を示していました。
そんな彼女を見て、「アイドルらしくない」という意見もありましたが、それでもアイドルを客観的に見て、求められるアイドル像を常に更新し続ける姿はプロのアイドルそのものです。
そこにアイとの共通点があると思います。キャストが発表されたからといって言うわけではありませんが、齋藤飛鳥ほどアイ役にふさわしい人はいなかったのではないでしょうか。
最後に
しかし、最近の齋藤飛鳥を見ていると、星野アイのような感情を表に出す役は想像できません。
でも、それはただ演じていなかっただけで、きっと齋藤飛鳥がこれまでの演技で示してきた再現性の高さが本作でも発揮されると思います。
注目度の高い作品だけに、齋藤飛鳥がどんなアイ像を見せてくれるのか、楽しみにしています。
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