40代になると、若い頃と比べて体型が変わってきたり、体力が落ちてきたりするのを感じませんか?
加齢による筋肉量の減少や基礎代謝の低下、運動不足や食生活の乱れなどが原因で、メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクも高まります。
そこで、40代男性におすすめなのが、筋トレと食事の見直しです。
筋トレは、筋肉を増やして基礎代謝を上げるだけでなく、血圧や血糖値、コレステロールなどの健康指標を改善する効果もあります。
食事は、摂取カロリーを抑えて脂肪の蓄積を防ぐとともに、筋肉の成分であるタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
40代男性におすすめの筋トレメニュー
40代男性におすすめの筋トレメニューは、以下の4つです。
- 腹筋ローラー
- プッシュアップ
- スクワット
- ダンベルカール
これらの筋トレは、自宅で手軽にできるだけでなく、全身の筋肉を効率的に鍛えることができます。
それぞれの筋トレのやり方とポイントを説明します。
腹筋ローラー
腹筋ローラーは、お腹周りの筋肉を強化するのに最適な筋トレです。
腹筋だけでなく、背筋や腰筋、腕や肩などの筋肉も同時に使うので、全身の引き締め効果も期待できます。
腹筋ローラーのやり方は以下の通りです。
- 腹筋ローラーを両手で持って、床にひざまずきます。
- 腹筋ローラーを前に転がしながら、背中を丸めずに体を伸ばします。
- 限界まで体を伸ばしたら、腹筋ローラーを引き戻しながら元の姿勢に戻ります。
- これを10回繰り返します。
腹筋ローラーのポイントは以下の通りです。
- 体を伸ばすときは息を吐き、戻すときは息を吸います。
- 体を伸ばすときは腹筋に力を入れて、腰を落とさないようにします。
- 体を戻すときは腕や背筋に力を入れて、勢いに任せないようにします。
- 初めてやるときは、体をあまり伸ばしすぎないようにします。徐々に距離を伸ばしていきます。
プッシュアップ
プッシュアップは、上半身の筋肉を鍛える定番の筋トレです。胸筋や三頭筋、肩や背中などの筋肉を使うので、腕や胸の引き締め効果が高いです。
プッシュアップのやり方は以下の通りです。
- 床にうつ伏せになって、両手を肩幅よりやや広めに床につきます。
- 足の指先を床につけて、体を一直線に保ちます。
- 両手を曲げて、胸が床に近づくまで体を下げます。
- 両手を伸ばして、元の姿勢に戻ります。
- これを10回繰り返します。
プッシュアップのポイントは以下の通りです。
- 下げるときは息を吐き、上げるときは息を吸います。
- 下げるときは肘を体に沿わせて、90度以下に曲げます。
- 上げるときは肘を完全に伸ばさずに、少し曲げたままにします。
- 初心者は膝を床につけてやっても構いません。徐々に難易度を上げていきます。
スクワット
スクワットは、下半身の筋肉を鍛える王道の筋トレです。
大腿四頭筋やハムストリングス、臀筋などの筋肉を使うので、太ももやお尻の引き締め効果が高いです。
また、脚には大きな筋肉が多く、ダイエットには最適の筋トレとなります。
スクワットのやり方は以下の通りです。
- 足を肩幅に開て立ちます。
- 両手を前に伸ばして、背筋を伸ばします。
- 膝を曲げて、お尻を後ろに突き出しながら体を下げます。
- 膝が足の先を超えないようにします。
- 太ももが床と平行になるまで体を下げたら、元の姿勢に戻ります。
- これを10回繰り返します。
スクワットのポイントは以下の通りです。
- 下げるときは息を吐き、上げるときは息を吸います。
- 下げるときは腰を落とすイメージで、背中を丸めないようにします。
- 上げるときはお尻に力を入れて、膝を完全に伸ばさずに、少し曲げたままにします。
- 足の裏全体を床につけて、バランスを崩さないようにします。
ダンベルカール
ダンベルカールは、二頭筋を鍛える筋トレです。
二頭筋は、腕の前面にある筋肉で、腕を曲げるときに使われます。
ダンベルカールは、二頭筋の形や大きさを改善する効果があります。
ダンベルカールのやり方は以下の通りです。
- 両手にダンベルを持って、足を肩幅に開いて立ちます。
- 両手を体の横に下ろして、ひじを曲げずに伸ばします。
- ひじを固定して、手首をひねりながらダンベルを持ち上げます。
- ダンベルが肩の高さになるまで持ち上げたら、手首をひねりながらダンベルを下ろします。
- これを10回繰り返します。
ダンベルカールのポイントは以下の通りです。
- 持ち上げるときは息を吐き、下ろすときは息を吸います。
- 持ち上げるときは二頭筋に力を入れて、ダンベルをゆっくりと持ち上げます。
- 下ろすときは二頭筋に力を入れたままにして、ダンベルをゆっくりと下ろします。
- ひじを動かさずに、手首だけをひねることで、二頭筋の刺激を高めます。
- ダンベルの重さは、10回繰り返せる程度にします。徐々に重さを増やしていきます。
この記事があなたの筋トレと食事の参考になれば幸いです。
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