アフィリエイトにおける再訪問期間とは?クッキー(Cookie)のしくみについて。

1回アフィリエイトリンクをクリックされたら再訪問期間内に他のサービスを購入した場合、成果になるのでしょうか?そうだとしたらどういう仕組みになっているのでしょうか?

アフィリエイトにおける再訪問期間とクッキー(Cookie)のしくみについて解説します。

アフィリエイトとは、自分のサイトやブログなどで他社の商品やサービスを紹介し、その成果に応じて報酬を得る仕組みのことです。

アフィリエイトを行うには、広告主と提携するための仲介サービスであるASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録する必要があります。

ASPには、Amazonや楽天などの大手ECサイトや、A8.netやafbなどの専門のASPがあります。

再訪問期間とは、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしてから、広告主のサイトに再び訪れてアクションを起こすまでの期間のことです。

目次

アフィリエイトの仕組み

アフィリエイトの仕組みは、ユーザーが自分のサイトのアフィリエイトリンクをクリックして、広告主のサイトに移動し、そこで商品購入や会員登録などのアクションを起こすと、そのデータがASPに送信され、自分に報酬が発生するというものです。

しかし、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしただけでは、報酬は発生しません。

ユーザーがアクションを起こすまでの間に、いろいろな要因で報酬が発生しない可能性があります。

その要因の一つが、再訪問期間とクッキーのしくみです。

再訪問期間とは

再訪問期間とは、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしてから、広告主のサイトに再び訪れてアクションを起こすまでの期間のことです。

この期間は、ASPや広告主によって異なりますが、一般的には30日から90日程度です。

例えば、再訪問期間が30日の場合、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしてから30日以内に広告主のサイトに戻ってアクションを起こせば、報酬が発生しますが、31日目以降にアクションを起こした場合は、報酬が発生しません。

再訪問期間が長いほど、報酬が発生する可能性は高くなります。

クッキー(Cookie)とは

クッキー(Cookie)とは、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしたときに、ユーザーのブラウザに保存される小さなデータのことです。

クッキー(Cookie)には、アフィリエイトリンクの情報や、クリックした日時などが記録されています。

クッキー(Cookie)は、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしたときに、ASPから発行されます。

クッキー(Cookie)の有効期限は、ASPによって異なりますが、一般的には1年から2年程度です。

クッキー(Cookie)の有効期限内であれば、ユーザーが広告主のサイトに直接アクセスしても、アフィリエイトリンクを経由したとみなされます。

有効期限が切れると、ユーザーがアクションを起こしても、報酬は発生しません。

再訪問期間とクッキー(Cookie)の有効期間について

再訪問期間とクッキー(Cookie)の有効期限は、別々のものですが、両方とも報酬発生の条件となります。

つまり、再訪問期間とクッキー(Cookie)の有効期限の両方が満たされている場合にのみ、報酬が発生するということです。

例えば、再訪問期間が30日で、クッキー(Cookie)の有効期限が1年の場合、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしてから30日以内にアクションを起こせば、報酬が発生しますが、31日目以降にアクションを起こした場合は、報酬が発生しません。

また、ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしてから1年以内にアクションを起こせば、報酬が発生しますが、1年1日目以降にアクションを起こした場合は、報酬が発生しません。

報酬が発生しない場合

しかし、再訪問期間とクッキー(Cookie)の有効期限が満たされていても、報酬が発生しない場合があります。

その場合は、以下のような理由が考えられます。

ブラウザが異なる場合

ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしたブラウザと、アクションを起こしたブラウザが異なる場合。

例えば、スマホでアフィリエイトリンクをクリックしてから、パソコンでアクションを起こした場合などです。

クッキーはブラウザごとに保存されるため、ブラウザが異なると、クッキーが読み込まれません。

デバイスが異なる場合

ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックしたデバイスと、アクションを起こしたデバイスが異なる場合。

例えば、パソコンでアフィリエイトリンクをクリックしてから、スマホでアクションを起こした場合などです。

デバイスが異なると、クッキーが共有されません。

他サイトで同じ広告主のリンクをクリックした場合

ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックした後に、他のサイトで同じ広告主のアフィリエイトリンクをクリックした場合。

例えば、自分のサイトでA社のアフィリエイトリンクをクリックした後に、他のサイトでA社のアフィリエイトリンクをクリックした場合などです。

この場合、クッキーが上書きされて、最後にクリックしたサイトの報酬になります。

これを、クッキー上書きと呼びます。

設定でクッキー(Cookie)を削除した場合

ユーザーがクッキー(Cookie)を削除した場合。

例えば、ブラウザの設定でクッキーを削除したり、プライベートモードで閲覧したりした場合などです。

クッキー(Cookie)が削除されると、アフィリエイトリンクをクリックした履歴が消えます。

以上のように、再訪問期間とクッキー(Cookie)のしくみは、アフィリエイトの報酬発生に大きく影響します。

アフィリエイトを行う際には、ASPや広告主の再訪問期間やクッキーの有効期限を確認し、自分のサイトの内容やターゲットに合わせて、最適なプログラムを選ぶことが重要です。

また、ユーザーにアフィリエイトリンクをクリックさせるだけでなく、アクションを起こさせることができるように、記事の質や信頼性を高めることも大切です。

最後に

アフィリエイトは、簡単に稼げるというイメージがありますが、実際には、再訪問期間やクッキー(Cookie)のしくみなど、報酬発生に関わる要素が多くあります。

これらの要素を理解し、自分のサイトに最適なアフィリエイトプログラムを選び、ユーザーに価値ある情報を提供することが、アフィリエイトの成功のカギとなります。

この記事では、再訪問期間とクッキーのしくみについて解説しましたが、他にもアフィリエイトに関する知識やノウハウがあります。

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