【特別な日に飲みたい】予算1万円ワインランキングTOP5

特別な日には、特別なワインを。予算は1万円前後と決めて、心に残る一本を選びたい。

そんなあなたのために、厳選したワインランキングTOP5をご紹介します。

これらのワインは、味わいの深さ、香りの豊かさ、そしてそのストーリーにおいて、特別な時間を彩るにふさわしいものばかり。

さあ、一緒に素敵なワインの旅を始めましょう。

※この記事は4月1日に作成しておりますがワインの高騰により価格が変化することがございますのでご了承ください。

第1位: クロ・デュ・マルキ

クロ・デュ・マルキは、フランス・ボルドー地方のサン・ジュリアンに位置する有名なワインです。

メドック格付け第二級のシャトー・レオヴィル・ラス・カーズが手掛けるもうひとつのワインで、独自のテロワールを表現した複雑味と奥行きのある味わいが特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランのブレンドで、濃厚な果実味と緻密な酸が味わいに輪郭をもたらし、上品な印象を与えます。

また、クロ・デュ・マルキはセカンドワインではなく、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの畑の一部から造られる独立したワインです。

2007年以降、レオヴィル・ラス・カーズは新たに「プティ・リヨン」というセカンドラベルをリリースしており、クロ・デュ・マルキはグラン・クロ・ド・ラス・カーズの外側、プティ・クロの内側に位置する特別なテロワールから造られています。

興味深いことに、同じビンテージのシャトー・レオヴィル・ラス・カーズとクロ・デュ・マルキを飲み比べると、同じチームで醸造されているにも関わらず、異なるスタイルを楽しむことができます。

どちらもボルドーのクラシックなスタイルを代表する素晴らしいワインです。

第2位: シャトー・グリュオー・ラローズ 2004

シャトー・グリュオー・ラローズは、フランス・ボルドー地方のサン・ジュリアンに位置する著名なワイン生産者です。

1855年の格付けで第二級に位置づけられ、その品質の高さから「王のワイン、ワインの王」と称されています。

サン・ジュリアンの美点を余すところなく表現した、バランスに優れた豊かな味わいが特徴で、エレガントでしっかりとしたボディを持つ赤ワインを生産しています。

また、シャトー・グリュオー・ラローズは、ポイヤック的な堅牢で重厚なスタイルと、マルゴー的な優雅でフィネスのあるスタイルが見事に調和しており、充分な酸による均整の取れた豊かな味わいが特徴です。

濃い色合いと豊かな果実味を持ち、熟成によりビロードのようなきめ細やかさが現れるのが特徴で、長期熟成にも適しています。

シャトー・グリュオー・ラローズは、第二級シャトーの中で最大級の生産量を誇り、年によって品質にムラがなく、安心して購入できるというのも魅力の一つです。

第3位: シャトー・レオヴィル・バルトン 2013

シャトー・レオヴィル・バルトンは、フランス・ボルドー地方のサン・ジュリアン村に位置する著名なワイン生産者です。

メドック格付けで第二級に位置づけられており、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いことで知られています。

このシャトーは、筋肉質でクラシックなスタイルのワインを生産し、香り高いアロマとバランスの取れた味わいが特徴です。

シャトー・レオヴィル・バルトンは、1826年にワイン商人のヒュー・バルトン氏によって設立されました。

彼はレオヴィルの一部の畑を購入し、現在のシャトー・レオヴィル・バルトンが誕生しました。

シャトーを所有していないため、醸造は隣のシャトー、ランゴア・バルトンで行われています。バルトン家は代々このシャトーを所有し続けており、品質の向上に努めてきました。

その結果、アントニー・バルトン氏はデキャンターのマン・オブ・ザ・イヤー2007に選ばれるなど、その努力が認められています。

コストパフォーマンスに優れ、世界中のワイン愛好家から熱い支持を集めているシャトー・レオヴィル・バルトンは、日本でも入手困難なシャトーとして知られています。

そのため、このワインを手に入れることができれば、ボルドー愛好家にとっては特別な体験となるでしょう。

第4位: シャトー・カロン・セギュール 2013

シャトー・カロン・セギュール 2013年は、フランス・ボルドー地方のサン・テステフ村に位置するメドック格付け第三級のシャトーから生産された赤ワインです。

このヴィンテージは、力強さとフィネスを兼ね備え、濃密で凝縮した味わいが特徴です。

カシスやスパイス、チョコレートを思わせる複雑で豊かな香りと、深みがあり豊富なタンニンを持つ濃厚なワインとして知られています。

また、シャトー・カロン・セギュールは、伝統的なボルドースタイルを追求し、熟成によってその品質が花開くことで評価されています。

2013年のブレンドは、カベルネ・ソーヴィニヨンが92%、メルロが6%、プティ・ヴェルドが2%で、収穫量は1ヘクタールあたり36ヘクトリットルとされています。

天然アルコール度数は13.1%になったと報告されています。

このワインは、かつてラフィットやラトゥールのオーナーでもあったセギュール侯爵によって「わが心カロンにあり」と称され、ハートをモチーフにしたラベルデザインで知られています。

セギュール侯爵の愛情を表すこのラベルは、ワインへの熱い想いを伝える贈り物として、また大切な方とのロマンティックな時間を過ごすのにふさわしいワインとされています。

第5位: シャトー・ムーラン・リッシュ 2009

シャトー・ムーラン・リッシュは、フランス・ボルドー地方のサン・ジュリアン村に位置する著名なワイン生産者です。

このシャトーは、メドック格付けで第2級に位置づけられるシャトー・レオヴィル・ポワフェレの所有するもう一つのシャトーであり、セカンドワインではなく独立したブランドとして知られています。

シャトー・ムーラン・リッシュのワインは、サン・ジュリアンらしい優雅さとバランスの良さを持ち、タンニンはしなやかで比較的若いうちから楽しめるスタイルが特徴です。

畑はレオヴィル・ポワフェレの内陸側に位置し、ラグランジュやタルボに隣接する好立地にあります。

ブドウ樹の樹齢は40年を超え、カベルネ・ソーヴィニヨン58％、メルロー37％、プティ・ヴェルド5％のブレンドで造られています。

また、シャトー・ムーラン・リッシュは1990年代から劇的な品質向上が話題を呼び、その完成度の高さから「タルボを選ぶなら、ムーラン・リッシュが断然お得」と言われるほど評価されています。

力強く、エレガントなワインを造ることができる土壌で、そのブドウは太陽の熱を存分に受けて成熟が早まります。

これにより、濃縮された、緻密で強力、スパイスの効いた黒い果物とプラムのスモーキーな風味が特徴的なワインが生まれます。シャトー・ムーラン・リッシュのワインはセラーで3〜5年寝かせた後、5〜12年に渡って堪能できるとされています。

シャトー・ムーラン・リッシュは、ボルドーのワイン愛好家にとって特別な存在と言えるでしょう。

まとめ

これらのワインは、一万円前後という予算内でありながら、その価値を十分に感じられるものばかり。

特別な日に、大切な人と共に、または自分へのご褒美として、これらのワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。

どのワインも、その日の思い出に華を添えてくれることでしょう。

お気に入りの一本を見つけて、素晴らしい時間をお過ごしください。