しかし、その分交通ルールや安全対策にも気を付けなければなりません。
最近では、電動キックボードによるひき逃げ事件や死亡事故も発生しており、危険性も指摘されています。
そこで、この記事では、電動キックボードの選び方や交通ルール、事故防止のための注意点などを解説します。
また、おすすめの電動キックボード5選も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
電動キックボードの選び方
電動キックボードを選ぶ際には、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 公道走行可能かどうか
- バッテリーの性能
- 乗り心地や機能性
公道走行可能かどうか
電動キックボードは、原動機付自転車(原付)や特定小型原動機付自転車という車両区分に分けられます。
原付に該当するものは、免許やヘルメットが必要で、最高速度は30km/h以下です。
特定小型原動機付自転車に該当するものは、免許やヘルメットが不要で、最高速度は20km/h以下です。
ただし、どちらも保安部品の装備や自賠責保険の加入、ナンバープレートの取り付けが必要です。
公道を走りたい場合は、これらの条件を満たしているか確認しましょう。
バッテリーの性能
電動キックボードのバッテリーの性能は、航続距離や充電時間に影響します。
航続距離は、バッテリーの容量や走行速度、道路状況などによって変わりますが、一般的には10kmから40km程度です。
充電時間は、バッテリーの種類や充電器の出力によって変わりますが、一般的には2時間から6時間程度です。
自分の用途や目的に合わせて、バッテリーの性能を選びましょう。
乗り心地や機能性
電動キックボードの乗り心地や機能性は、タイヤのサイズや素材、サスペンションの有無、折りたたみ機能の有無などによって変わります。
タイヤのサイズや素材は、路面の振動や滑りやすさに影響します。
一般的には、タイヤが大きくて空気入りのものが乗り心地が良く、タイヤが小さくてゴム製のものが軽量で持ち運びやすいです。
サスペンションの有無は、衝撃や振動の吸収に影響します。サスペンションがあると乗り心地が良くなりますが、重量や価格が高くなる場合があります。
折りたたみ機能の有無は、収納や持ち運びの便利さに影響します。
折りたたみ機能があるとコンパクトになりますが、構造が複雑になる場合があります。
自分の好みやライフスタイルに合わせて、乗り心地や機能性を選びましょう。
電動キックボードの交通ルール
電動キックボードは、原付や自転車と同じように、車道や自転車専用レーンを走ることになります。
歩道を走ることはできません。
また、以下のような交通ルールにも従いましょう。
- ヘルメットの着用(原付に該当するものの場合)
- 二段階右折の実施
- 飲酒運転の禁止
- 信号や標識の遵守
- 歩行者や自転車との安全な距離の確保
電動キックボードの事故防止のための注意点
電動キックボードは、自転車や原付と比べて、車体が小さくて見えにくい場合があります。
また、ブレーキやハンドルの操作に慣れていない場合や、路面が濡れている場合などには、転倒や衝突の危険が高まります。
事故を防止するためには、以下のような注意点に気を付けましょう。
- 車や歩行者に対して、ベルやライトなどで存在を知らせる
- 速度や車間距離を適切に調整する
- 前輪ブレーキを強くかけすぎない
- 雨や雪などの悪天候時は走行を控える
- ヘルメットや手袋などの保護具を着用する
おすすめの電動キックボード5選
ここからは、おすすめの電動キックボード5選を紹介します。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを比較して、自分に合ったものを選んでください。
1. SWALLOW | ZERO9
SWALLOW | ZERO9は、公道走行可能な特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードです。
最高速度は20km/hで、航続距離は約40kmです。
前後にサスペンションがあり、乗り心地が良いのが特徴です。
また、8.5インチの空気入りタイヤやディスクブレーキ、LEDライトなどの保安部品が備わっています。
折りたたみ機能もあり、重量は約18kgです。ただし、充電時間は約6時間と長めです。
【性能等確認済】
— SWALLOW電動キックボードの会社 (@swallow_scooter) June 13, 2023
『ZERO9 Lite』
✔︎16歳以上免許不要
✔︎最高速度20km/h
✔︎後続距離30km
✔︎軽量高耐久サスペンション装備
✔︎コンパクトに折りたたみ可能
国土交通省 性能等確認制度の認定取得済
安心安全の電動キックボード
サポート実績多数のSWALLOWから pic.twitter.com/4hUa69yGra
- メリット:乗り心地が良い、保安部品が充実、航続距離が長い
- デメリット:充電時間が長い、重量が重い
2. AINOHOT | 電動キックボード | AINOHOT H001
[AINOHOT | 電動キックボード | AINOHOT H001]は、公道走行可能な原付に該当する電動キックボードです。
最高速度は30km/hで、航続距離は約25kmです。10インチの空気入りタイヤやディスクブレーキ、LEDライトなどの保安部品が備わっています。
折りたたみ機能もあり、重量は約20kgです。充電時間は約4時間です。
ただし、ヘルメットや免許が必要です。
- メリット:速度が速い、保安部品が充実、充電時間が短い
- デメリット:ヘルメットや免許が必要、重量が重い
3. Xiaomi | Mi Electric Scooter Pro 2
Xiaomi | Mi Electric Scooter Pro 2は、公道走行可能な特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードです。
最高速度は20km/hで、航続距離は約45kmです。8.5インチの空気入りタイヤやディスクブレーキ、LEDライトなどの保安部品が備わっています。
折りたたみ機能もあり、重量は約14.2kgです。充電時間は約8.5時間です。
また、スマートフォンと連携して、速度やバッテリー残量などの情報を表示できるアプリがあります。
- メリット:航続距離が長い、保安部品が充実、スマートフォンと連携できる
- デメリット:充電時間が長い、アプリの操作が面倒
4. KUGOO | 電動キックボード | KUGOO S1
KUGOO | 電動キックボード | KUGOO S1は、公道走行不可能な電動キックボードです。
最高速度は30km/hで、航続距離は約30kmです。8インチのゴム製タイヤやドラムブレーキ、LEDライトなどが備わっています。
折りたたみ機能もあり、重量は約11kgです。
充電時間は約4時間です。
また、液晶画面で速度やバッテリー残量などの情報を表示できます。
公道走行不可能なので、私有地や公園などでの使用に限られます。
- メリット:速度が速い、軽量で持ち運びやすい、液晶画面で情報が見やすい
- デメリット:公道走行不可能、タイヤが滑りやすい、ブレーキが弱い
5. MEGAWHEELS | 電動キックボード | MEGAWHEELS S5
[MEGAWHEELS | 電動キックボード | MEGAWHEELS S5]は、公道走行不可能な電動キックボードです。
最高速度は25km/hで、航続距離は約22kmです。
8.5インチの空気入りタイヤやディスクブレーキ、LEDライトなどが備わっています。折りたたみ機能もあり、重量は約12.5kgです。充電時間は約4時間です。
公道走行不可能なので、私有地や公園などでの使用に限られます。
- メリット:乗り心地が良い、保安部品が充実、充電時間が短い
- デメリット:公道走行不可能、速度が遅い、重量が重い
まとめ
電動キックボードは、公道走行可能なものと不可能なものがあります。
公道走行可能なものは、交通ルールや安全対策に気を付けながら、便利に移動できます。
公道走行不可能なものは、私有地や公園などで、楽しく遊べます。自分の目的や好みに合わせて、電動キックボードを選んでください。
おすすめの電動キックボード5選を紹介しましたが、他にも多くの種類やブランドがあります。
ぜひ、自分にぴったりの電動キックボードを見つけてください。