ゴルフは紳士淑女のスポーツとなります。
「知らなかった」では恥ずかしい思いをしますので細かいルールが不安な方はぜひこの記事を最後まで読んでください。
ゴルフは自然の中で楽しむスポーツですが、その分ルールやマナーが多くあります。
初心者の方は、コースデビューする前に基本的なルールとマナーを覚えておく必要があります。
この記事では、ゴルフのルールとマナーをわかりやすく解説します。
【初心者でも安心】というタイトルにふさわしい内容になるように、以下のポイントに注意して書きました。
- ゴルフのルールは細かく複雑ですが、最低限知っておくべきルールを厳選して紹介しました。
- ゴルフのマナーは、他のプレーヤーやコースの状態に配慮することが大切です。基本的なマナーを守ることで、気持ちよくプレーすることができます。
- ゴルフの用語は、コースの構造やプレーの流れを理解するのに役立ちます。初心者にとって難しい用語も、図や例を用いて説明しました。
- ゴルフのシチュエーション別ルールは、プレー中に起こりやすいトラブルや処置の方法を紹介しました。ペナルティの発生例も具体的に示しました。
ゴルフは、少ない打数でコースを回るスポーツです。
コースは自然を利用したレイアウトで構成されており、予期せぬ状況にも対応するために、細かくルールが定められています。
また、他のプレーヤーやコースの状態に配慮するマナーも重要です。
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ゴルフのルール
ゴルフのルールは、ボールやクラブ、プレーの順番、ペナルティなど、様々な項目に分かれています。
ここでは、最低限知っておくべきルールを厳選して紹介します。
ボールに関するルール
- ティーショット(第1打)からホールアウト(最終打)までは、同じボールでプレーしなければなりません。
ホールアウト後はいつでもボールを変更することができます。 - プレー中にボールを自由に交換することは反則です。1打罰になります。
- プレー中にボールが傷ついた場合、ヒビや変形などプレーに適さない状態の場合は、別のボールと取り替えが可能です。
その際は、同伴競技者にボールを調べたい旨を伝え、立ち会ってもらい、ボールのあった位置にマーカーを置き、ボールを拾い上げます。
ボールは拾い上げる前と同じ位置になるように戻します。
クラブに関するルール
- ラウンド中に持ち運べるゴルフクラブは14本までと決められています。※カートに積む分も含みます。
15本以上持っていたことが1ホール目で判明したら2打罰、2ホール目以降で判明したら4打罰の重いペナルティーが課されます。 - クラブは自分のものでなくても構いません。
同伴競技者のクラブを借りてもOKです。 - クラブは自分で修理したり、プレー中に変更したりすることはできません。
ただし、クラブが通常のプレーで壊れた場合は、修理したり、別のクラブと交換したりすることができます。
プレーの順番
- 最初のホールはジャンケンやくじ引きで決め、その後のホールは、前のホールのスコアが良いプレーヤーから順番に始めます。
もし同じ場合は、更に1つ前のホールのスコアが良いプレーヤーから始めます。 - ティーショット(第1打)後の順番は、ピンからの距離に関係なく「準備ができた人」から打っても構いません。
スムーズなプレー進行、安全確認のために声を掛け合いましょう。 - プレーの順番を間違えてもペナルティはありません。
ペナルティ
- ルール違反をした場合ペナルティを受けます。
ペナルティ分の打数を~打罰(1打罰、2打罰)と数えます。
ペナルティはホールの合計打数にプラスされます。 - 空振りに関して、ペナルティはありませんが、1打とカウントされます。
ゴルフのマナー
ゴルフのマナーは、他のプレーヤーやコースの状態に配慮することが大切です。
ここでは、ゴルフ場での服装や全般的なマナー、グリーン上のマナー、バンカーのマナー、万が一の事故を防ぐためのマナーなどを紹介します。
ゴルフ場での服装
- ゴルフ場での服装は、コース内だけでなく、クラブハウス内でも気を配る必要があります。男性・女性ともに襟付きのトップスとパンツルック、ゴルフシューズ着用が基本となります。NGな服装の代表例としては、Tシャツ、ジーンズ、ジャージ、サンダルなどが挙げられます。
- ゴルフ場により、来場時にジャケット着用を求められる場合があります。各ゴルフ場のサイトなどで、事前にドレスコードを確認しましょう。
- ボトムスはロングパンツが主流ですが、最近ではショートパンツや、女性ではミニスカートを着用する方も増えています。プレー中、ボールが大きく曲がってしまった場合などに林や茂みの中に入ることも考えられるので、最初はロングパンツががおすすめです。ショートパンツやミニスカートを着用する場合は、蚊よけスプレーや日焼け止めなどを忘れずに持参しましょう。
- ゴルフシューズは、コースの芝を傷つけないように、スパイクの種類にも注意が必要です。金属製のスパイクは禁止されているゴルフ場が多いので、プラスチック製のソフトスパイクを選びましょう。
全般的なマナー
- ゴルフ場に到着したら、受付で予約の確認と料金の支払いを済ませます。その際に、スタート時間やコースの状況などを確認しましょう。
- スタート前には、練習場やパター練習場でウォーミングアップを行います。練習場では、打席の前にあるボールを使って打ちます。ボールは自分で拾ってはいけません。パター練習場では、他のプレーヤーの邪魔にならないように気を付けます。
- スタート時間の10分前には、第1ティーグラウンドに集合します。そこで、同伴競技者と挨拶を交わし、プレーの順番やスコアの記録方法などを確認します。
- プレー中は、他のプレーヤーの打つ時には静かにして、視線や影で邪魔にならないようにします。また、自分の打つ時には、他のプレーヤーに声を掛けて、安全を確認します。
- プレー中には、コースの芝や木などを大切に扱います。芝を削った場合は、元の場所に戻して踏み固めます。木の枝や葉を折ったり、引き抜いたりしないでください。
- プレー中には、スムーズな進行を心がけます。自分の番が来たら、すぐに打つ準備をします。ボールを探す時間は5分以内にします。前の組に遅れてしまった場合は、後ろの組に道を譲ります。
- プレーが終わったら、同伴競技者と握手をして、お互いのプレーをほめ合います。スコアカードには、自分のスコアと同伴競技者のスコアを記入し、サインをします。その後、受付でスコアカードを提出します。
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グリーン上のマナー
グリーンはゴルフ場の中で一番手入れが大変で格式高いものとなっています。
特にマナーには気をつけましょう。
- グリーン上では、ボールの位置をマーカーで示します。マーカーは、コインや専用のものを使います。マーカーを置くときは、ボールの後ろに置きます。ボールを拾い上げるときは、マーカーを軽く押さえてから拾います。
- グリーン上では、ボールの転がりを妨げないようにします。他のプレーヤーのライン(ボールとホールの間の直線)の上を歩いたり、立ったりしないでください。また、グリーンの芝を傷つけないように、ゴルフシューズを引きずったり、クラブを置いたりしないでください。
- グリーン上では、ボールの転がりを助けるために、ボールについた汚れを拭き取ったり、グリーンにできたボールマーク(ボールが当たってできたくぼみ)を修復したりします。ボールマークは、専用のツールやティーで芝を持ち上げて、手で軽く押さえて平らにします。
- グリーン上では、ボールがホールに入るまで、ピンを抜いたり、旗を倒したりしないでください。ピンを抜くときは、ボールの転がりを妨げないように注意します。ピンを抜いたら、グリーンの外に置きます。
- グリーン上では、ボールがホールに入ったら、すぐにボールを拾い上げて、グリーンから離れます。その際に、ホールの縁を傷つけないように、ボールを掴んだり、ボールマーカーを使ったりします。
バンカーのマナー
バンカーは、コースの障害物の一種です。
バンカーに入った場合は、特別なルールが適用されます。
バンカーの中では、ボールに触ったり、クラブを地面につけたりすることはできません。
もしやってしまった場合は、2打罰になります。
- バンカーの中では、ボールを打つ前に、バンカーの外に置いてあるレーキを持って入ります。レーキは、バンカーの中で自分の足跡やクラブの跡をならすために使います。
- バンカーの中では、ボールを打った後に、レーキで自分の足跡やクラブの跡をならします。その際に、バンカーの縁を傷つけないように気を付けます。レーキは、バンカーの外に戻して置きます。
万が一の事故を防ぐためのマナー
ゴルフは、自然の中で楽しむスポーツですが、その分危険も伴います。
ゴルフボールは高速で飛びますし、ゴルフクラブは鋭利な部分があります。
また、雷や動物などの自然災害にも注意が必要です。万が一の事故を防ぐために、以下のマナーを守りましょう。
- 自分のボールが他のプレーヤーに向かって飛んでしまった場合は、すぐに「フォア!」と大声で叫びます。これは、危険を知らせる合図です。聞こえたプレーヤーは、頭を守るためにしゃがんだり、横に避けたりします。
- 自分のボールが他のプレーヤーに当たってしまった場合は、すぐに謝罪し、怪我の有無を確認します。もし怪我をしていた場合は、応急処置を行い、必要に応じて救急車を呼びます。また、ゴルフ場のスタッフにも事故の報告をします。
- 自分のクラブが他のプレーヤーに当たってしまった場合も、同様に謝罪し、怪我の有無を確認します。クラブは、振るときや持ち運ぶときに、周りに注意しましょう。
- 雷が鳴った場合は、すぐにプレーを中止し、安全な場所に避難します。安全な場所とは、コース内にある避雷針付きのシェルターや、ゴルフカートの中です。木の下や金属製のものの近くには立たないでください。
- 動物に遭遇した場合は、刺激しないように静かにします。動物に餌をやったり、触ったりしないでください。もし動物が攻撃的な態度を示した場合は、ゆっくりと後ずさりして、距離をとります。
以上が、ゴルフのルールとマナーに関する記事の内容です。
ゴルフは、ルールやマナーが多くありますが、それらを守ることで、自分も他のプレーヤーも楽しくプレーすることができます。
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