仕事のモチベーションは、自分の能力や環境だけでなく、心の持ち方や考え方にも大きく影響されます。
これらの本は、仕事の意義や目的を見つけたり、自分の強みや可能性を引き出したり、行動力や習慣を改善したりするヒントが満載です。
読んでみれば、仕事に対する新しい視点や気づきが得られるかもしれません。
『やり抜く人の9つの習慣』
コロンビア大学ビジネススクールの教授で、モチベーションと目標達成の分野の第一人者である著者が、やり抜く人の特徴や方法を9つの習慣にまとめた本です。
やり抜く人とは、目標を達成するために必要な努力や苦労を惜しまない人のことです。
この本では、やり抜く人が持つマインドセットやフォーカス、モチベーションの種類や上げ方などを具体的な例や実験で分かりやすく説明しています。
自分のタイプに合わせたモチベーションの上げ方や、やり抜くためのコツやテクニックが学べます。
『モチベーション3.0』
仕事をする動機には、大きく分けて3つの段階があるというのが、この本の主張です。
モチベーション1.0は、生存欲求に基づく動機です。
モチベーション2.0は、報酬や処罰によって外的に誘導される動機です。
モチベーション3.0は、自律や内発的な欲求によって内的に動かされる動機です。
この本では、モチベーション3.0が、21世紀の社会や仕事において最も重要で効果的であると論じています。
モチベーション3.0を高めるためには、自分の仕事に対する目的や意義を見出したり、自分の能力や成長を感じたり、自分のやり方やペースで仕事をしたりすることが必要です。
『夢をかなえるゾウ』
ダメダメなサラリーマンの主人公が、ヒンドゥー教の神様であるゾウのガネーシャに出会い、夢をかなえるための課題を与えられて成長していくという小説です。
ガネーシャが出す課題は、靴を磨いたり、募金をしたり、笑顔になったりといった簡単なものですが、それらを習慣にしていくことで、主人公の人生が変わっていきます。
この本は、夢をかなえるためには、小さなことからコツコツと行動することが大切であると教えてくれます。
『道をひらく』
パナソニックの創業者である松下幸之助の言葉やエピソードを集めた本です。
松下幸之助は、経営の神様と呼ばれるだけでなく、人間としても尊敬される人物でした。
この本では、松下幸之助の人生哲学や考え方、仕事の進め方や人間関係の築き方などが、短いエッセイや対話形式で紹介されています。
どの話も深い教訓や示唆に富んでおり、自分の仕事や生き方について考えさせられます。
『多動力』
堀江貴文が提唱する「多動力」とは、自分の興味や関心に応じて、複数の仕事や活動を同時に行うことで、自分の可能性や価値を高める力のことです。
この本では、堀江貴文が自身の経験や事例をもとに、多動力の必要性やメリット、実践方法などを説明しています。
堀江貴文は、一つの会社に所属して、一つの仕事をこなすだけの生活は、時代に合わないと主張しています。
多動力を身につければ、自分の好きなことをやりながら、自分のスキルや知識を増やし、自分の収入や自由度を高めることができると言います。
最後に
以上、仕事のモチベーションが上がる本5選を紹介しました。
どの本も、仕事に対する考え方や行動力を変えることができる内容です。
仕事のモチベーションを上げるためには、自分の仕事に対する目的や意義を見つけたり、自分の強みや可能性を引き出したり、行動力や習慣を改善したりすることが必要です。
これらの本を読んで、仕事に対する新しい視点や気づきが得られることを願っています。
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